皆さま、こんにちは。
北九州市八幡東区の歯医者「仁歯科はるのまち」です。
お子さまから「歯がしみる」「歯が痛い!」と訴えられたら、むし歯かな?と心配になりますよね。
しかし、むし歯ではない場合、歯に生えた「中心結節」という突起が原因かもしれません。
中心結節に気づかないまま成長すると、お口に痛みが生じたり、歯と歯がぶつかり折れるリスクが考えられます。
今回は、子どもの中心結節におけるリスクや対策について、詳しくお伝えします。
中心結節は珍しくない歯の突起
中心結節とは、歯の形態のひとつであり、歯の中心に生える突起です。
小児歯科外来を受診した2272名のうち、81名の子どもに中心結節が認められたという報告があり、珍しい症状ではないため、不安になることはありません。
(参考:日本小児歯科学会 小児歯科学雑誌「小臼歯における中心結節の早期発見と管理」より) >
中心結節は、乳歯が生える頃に出現することが多く、成長とともにすり減っていく場合もあります。
ところが、中心結節がすり減らずに大きくなると、お口の健康を損ねるリスクもありますので、定期的な観察が必要です。
中心結節が引き起こすリスクと対策
中心結節が成長すると起こりうるリスクと、お口を守るための対策を紹介します。
中心結節が引き起こすリスク
中心結節が引き起こすリスクをみてみましょう。
・歯と歯がぶつかり、突起の先端や根元が折れる
・歯が折れて神経が傷つく
・神経が感染する
・かみ合わせが悪くなる
このように中心結節は、将来治療が必要になる可能性もあるのです。
中心結節からお口を守る対策
中心結節からお口を守る方法について、いくつか見ていきましょう。
・保護者が定期的にお口を観察する
・定期的に歯科検診を受けて、早期発見に努める
・歯医者で中心結節を補強する
・歯医者で歯を少しずつ削る
中心結節は大きくなる前に発見すれば、治療する場合、お子さまの身体への負担が小さく済みます。
2~3ヶ月に1度の頻度で歯科検診に通院し、お口の経過を確認しましょう。
お子さまの検診なら「仁歯科はるのまち」にご相談ください
お子さまのお口の健康で心配事がありましたら、西鉄バス「春の町バス停」から徒歩1分の場所にある「仁歯科はるのまち」へご相談ください。
子育て中の母親でもある副院長が在籍していますので、お子さま連れの方も安心してご来院いただけます。
また、当院は電話とWEB予約を受け付けておりますので、待ち時間が心配な方は予約してからご来院するのがおすすめです。
お子さまが快適に過ごせるよう、お口の健康を一緒にサポートしていきましょう。